『10ウォンパン』は、韓国の10ウォン硬貨をモデルにした焼き型で焼き上げられた韓国の人気おやつ♪焼きたてをかじると、中のチーズがビヨーンと延びてSNSなどでも話題となりましたよね。日本でも10円硬貨をモデルにした「10円パン」が人気を博していますが、今回は韓国発『10ウォンパン』の発祥について色々調べてみました。そして、日本でも楽しめる『ソンブクダン元祖10ウォンパン(冷凍食品)』を食べてみたのでご紹介します😄🫱!
10ウォンパン発祥の地 韓国『慶州(キョンジュ)市』

10ウォンパン発祥の地は、韓国の慶州市にある観光人気スポット「皇理団通り(ファンニダンキル)」の『慶州10ウォンパン 本店(旧 黄金10ウォンパン)』と言われています。「慶州市」は、新羅王国の首都・金城(クムソン)として発展した韓国の古都。歴史的な遺跡や古墳・寺院などが世界遺産に登録されている歴史文化都市です。ソウル駅からは韓国高速鉄道で2時間程、釜山からは高速鉄道で30分ほどで移動でき、韓国国内や世界各地から観光客が訪れて賑わう観光スポットとして有名です。
10ウォンパンのデザインは『10ウォン硬貨』がモチーフ

10ウォンパンのデザインは、1970年~1983年まで流通していた10ウォン(日本円で約1円)硬貨がモチーフ。当時の10ウォン硬貨の表側は佛國寺の多宝塔と십원(10ウォン)の文字、裏側には数字の10と韓国銀行の表示と鋳造年が描かれています。今では目にすることが無くなった硬貨をモチーフにしたデザインが珍しく、数々の世界遺産や歴史的観光名所がある慶州名物として人気を博しています。

10ウォン硬貨や10ウォンパンの絵柄のモチーフとなっている「慶州佛國寺の多宝塔」は、韓国語で「경주 불국사 다보탑(キョンジュ プルグクサ タポタプ)」。1962年に大韓民国指定国宝第20号に指定された国宝で、高さは10.4メートルあります。新羅時代の8世紀に建立されたと推定されていて、慶州佛國寺の境内に釈迦塔と並んで建立されています。慶州市へ観光の際には、佛國寺にも訪れて歴史にふれてみるのもいいですね。
有名人も訪れた!10ウォンパンの発祥店「慶州10ウォンパン本店」

観光名所の西側メインストリートの「皇理団通り(ファンニダンキル)」は、韓国の伝統家屋をオシャレに改装したカフェやレストラン、観光名物のお店が立ち並び観光客で賑わう人気スポット。その皇理団通りの中に、10ウォンパンの発祥店『慶州10ウォンパン本店경주십원빵 본점 (旧黄金10ウォンパン本店황금』があります。慶州10ウォンパンは、1個3,000ウォン(日本円で約300円くらい)。数々の有名人も食べに訪れている、慶州の観光名物の大人気おやつです♪
🔖所在地:慶尚北道 慶州市皇南洞278-1 【TEL 010-4034-9981】
🔖営業時間:月~金10:00~21:00/土日・祝日10:00~22:00
🔖休業日:不定休
🔖アクセス:慶州駅からタクシーで約16分・慶州高速バスターミナルから徒歩で約12分
慶州「皇理団通り(ファンニダンキル)」周辺の観光スポット

慶州の有名な観光スポットと言えば、古代新羅時代の古墳が23基もある古墳公園「大陵苑(テヌンウォン대릉원)」。広大な古墳群を綺麗な芝生が覆うシーズンに行くと、青空と新緑が広がって気持ちよさそうです。

大陵苑には、慶州で最も大きい古墳「皇南大塚(ファンナムテチョン)」や、新羅第13代王・味鄒王の墓「味鄒王陵(ミチュワンヌン)」などがあります。やっぱり王様のお墓だけあって大きい😲‼️

大陵苑の古墳群の中で、唯一!古墳の中に立ち入れる「天馬塚(천마총、チョンマチョン)」。新羅時代の天馬図 (国宝第207号)が出土したことから天馬塚と名付けられたのだとか。その他、金冠 (国宝第188号)、金帽 (国宝第189号)なども出土しており、一部の出土品のレプリカなどが見学できる古墳。古墳の中に入る貴重な体験ができますね。

新羅27代、善徳女王の時に作られた「瞻星台(チョムソンデ)」。大韓民国の国宝31号に指定されている瞻星台は、当時の天文台と推定されています。高さ9.108m、下部の直径は4.98m、上部の直径が2.85mの円筒形です。厚さ30㎝に加工された花崗岩が27段積み上げられ、中段あたりにある四角い窓部分に、梯子をかけて出入りしていたとされています。韓国の時代劇「善徳女王(ソンドッヨワン)」でも話題となった善徳女王ゆかりの場所。夜はライトアップされて、フォトスポットの一つとしても知られています。
10ウォンパンは慶州市以外でも食べられる?

10ウォンパンは、慶州市皇理団通りの本店だけでなく、ソウル市内の東大門・南大門・明洞や、釜山の屋台で食べられるようですね。串に差して紙でクルクルっと巻いてくれ、露店ならではのどこか懐かしい風情があっていいですね。明洞の屋台ではキャッシュレス化が進み、支払いも便利になりつつあるようです。
☝️ソウル中区の明洞では屋台でもクレジット決済が可能になってきているようです。日本語・英語・中国語の3か国語で「Credit Card Available(カード利用可)」と記載された看板が目印です。その他方面の屋台ではまだ現金払いが主流なので小銭・紙幣の用意が必要です。高額の紙幣は、屋台で釣銭が無いと困るので細かく両替しておくと便利です。さらに、屋台での衛生面のルールも見直し整備されていくようです。
日本で楽しめる『ソンブクダン元祖10ウォンパン(冷凍食品)』

通販で販売されている「ソンブクダンの元祖10ウォンパン」です。冷凍食品になっていて、電子レンジで温めて食べるタイプ。自宅で手軽に楽しめるので有り難い♪お値段は、韓国の慶州より200円くらい高めです。
『ソンブクダン』って何?

パッケージの一番上に「ソンブクダン」と印刷されています。何かメーカーの名前かな?っというのはわかるのですが、発祥店の慶州10ウォンパン本店とちがうやつ???…にしては元祖と謳っているしなぁ🤔⁈ということで!調べてみました。

韓国慶州の観光名物10ウォンパン。今では、韓国各地の屋台や日本でも販売されるようになってきています。『ソンブクダン(성북당)』は、その10ウォンパンを世界で初めて開発し販売した企業。まさに元祖!10ウォンパンのブランド名でもあり、10ウォンパンの他にも冷凍10ウォンパンや、10ウォンパンを使用した色々なスイーツを販売している企業でした☝️😉✨
チーズがビヨーン🎵

冷凍食品なので、韓国で提供されている焼きたての10ウォンパンのように、チーズが伸びるのか半信半疑でしたが思ってたよりチーズがたっぷりで、すっごーく伸びます!ビヨーンと伸びたチーズの食感がモチモチして美味しい♪
やさしい甘味とモッチリ生地

生地は小麦粉だけでなく、もち米粉やでん粉が使用されていてモチモチした食感です。やさしい甘味の生地とチーズの塩味・モッチリ食感が相まって美味しい♪1個でも結構お腹が太りますよ😆!
屋台の焼きたて感を楽しむオススメの食べ方!

①ソンブクダンの元祖10ウォンパン(冷凍食品)のパッケージの端に切り込みを入れ空気穴を作る。
②パッケージに記載の通りに、電子レンジ600Wで1個あたり約1分40秒温める。
③パッケージから取り出して(熱くなってるので注意!!)、オーブントースターで好みの焼き加減に焼く。
④出来上がりです!外側がサクっとして、中はモッチリ、チーズがビヨーンと伸びます😁♪
ダンの元祖10ウォンパン」はコチラです!
良心的なお店さんでおすすめです☝️😉♪
10ウォンパン チーズ 120g x3個 冷凍パン 韓国の10円パン チーズパン 朝のパン 簡単調理 韓国食品 価格:1523円 | ![]() |

10ウォンパン発祥は慶州の人気スポット!【MATOME】

10ウォンパンの発祥は、韓国の古都「慶州市」の観光名所メインストリートの皇理団通りにある『慶州10ウォンパン本店』でした。10ウォン硬貨にも描かれている佛國寺の国宝「多宝塔」などの歴史的観光名所や、古代新羅時代の歴史に触れられる壮大な古墳公園「大陵苑」、景観の素晴らしいフォトスポットもある魅力的な場所でした。そして今や、通販でも取り寄せて味わえるようになった10ウォンパン。現地の10ウォンパンと絵柄のデザインがちょっと違うのは…さておき☝️😉!こちらも生地がモッチリ、チーズがビヨーンと伸びて美味しかったぁ🤭♪小腹が減った時のおやつにとってもおすすめですよ!